○介護職員の処遇改善に関するこれまでの施策・平成21年4月 平成21年度介護報酬改定 +3% (介護従事者の処遇改善に重点をおいた改定)・平成21年10月〜平成24年3月 介護職員処遇改善交付金(補正予算)・平成24年4月 平成24年度介護報酬改定 +1.2%(介護職員処遇改善交付金について「介護職員処遇改善加算」を創設し引き継ぐ)3第1章 福祉・介護事業者の経営改善の必要性やる気と働きがいの持てる職場にすることが必要なのではないでしょうか。(2) 人事・労務体制の整備が必須 前述の介護職員処遇改善交付金や介護職員処遇改善加算は、単に賃金の向上だけを目的に助成するものではありません。職位・職責・職務内容に応じた任用要件と賃金体系を整備することや、資質向上のための計画を策定して研修の実施または研修の機会を確保することなどのキャリアパス要件を満たす必要があります。・平成27年4月 平成27年度介護報酬改定 ▲2.27%(全体はマイナス改定の中で、処遇改善加算等の介護職員の賃上げ分として+1.65%) 上記の平成21年度補正予算の介護職員処遇改善交付金の支給を受けるためには算定要件を満たさなければならず、その後の処
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