会﹂︵経済産業省関東経済産業局︶が︑アンケートやヒアリング調査をもとに︑平成二十企業経営のあり方が浮き彫りにされたのでした︒私は︑本研究会メンバーのひとりとして調はじめにリーマンショック以降︑大企業の業績は回復の兆しが見えるとはいえ︑中小企業の景況回復には未だの感があり︑多くの地方経済は低迷を続けています︒しかし︑混迷を極める社会・疲弊する地域経済の中でキラリと光る中小企業があることも事実です︒地域にかけがえのない存在となり︑地域社会から愛され︑尊敬される企業になるための鍵はどこにあるのでし■うか︒それを﹁中小企業経営のあるべき姿に関する研究二年三月に﹁中小企業経営のあるべき姿に関する報告書﹂としてまとめました︒そこには︑米国流の力に頼る企業経営ではなく︑人を大切にし︑その人を育み︑年輪を刻む日本古来の査研究に参画し︑また︑研究会でのディスカッションからも様々な刺激を受け知見を得ました︒本報告書は︑活力ある中小企業の共通的な特徴を可能な限り定量化したものであり︑そ6
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